10万年後の安全

映画(10万年後の安全)を観た。京都シネマで午後6時から。
地下500mの穴(オンカロ)の中に核廃棄物を埋める話。実際にフィンランドで進められている核のゴミの最終処分。世界で初めて行われる方法。放射能が十分に低レベルになるまでの間に、後世の人々にオンカロのことが正しく伝わるだろうか。あるいは、まったく情報が伝わらない場合、後世の人々はオンカロが危険な場所であることを理解してくれるだろうか。今から10万年前の人類の言葉は現在に伝わっていない。10万年後の人々に正しくメッセージを伝えるにはどうしたらよいだろうか。いっそのこと、オンカロという存在がまったく気づかれないようにした方がよいのではないか。様々な思いや悩み、戸惑いを伴った初めての試みについてのドキュメンタリー。