2010-01-01から1年間の記事一覧

「さよならニッポン農業」

著者は神門喜久さん。「日本の食と農」でサントリー学芸賞。現在の日本農業の問題点として、農地所有のあり方をクローズアップしている。 多くの農民は農業による収益よりもむしろ農地を転用して多額の収入を得ることを願っていると指摘している。圃場整備な…

ロケット花火でサルを追う

京都新聞に載っていた記事 東近江市永源寺相谷町でのこと。 ロケット花火を使ってサルを追い払う取り組みを2年間続け、サルの行動域が山側に変化したらしい。サルを見かけたら住民が協力して一斉に追いかけ回す地道な活動が実を結んだとのこと。

障害者アート

朝日新聞夕刊に載っていた記事 「障害者アート 本場パリで反響」 パリで、日本人の作品を集めた発の「ジャポネ展」が評判を呼んでいる。現地メディアは「途方もない独創性」と絶賛。近江八幡市の美術館「NO-MA」の職員が中心となり、全国から5年間で7000作…

ミツバチがやってきた

我が家の物置にミツバチが巣を作ろうとしていた。 大急ぎで巣箱をつくり、引っ越ししていただいた。 9月15日現在、順調に暮らしているみたい。 9月13日の測定では、巣箱全体の重さは6.2kg。

子鹿

先週、長野の田舎に帰省した折、庭先に子鹿がうずくまっていた。 病気のようだった。ハエがたくさんたかっていた。もう長くなさそうなことが見て取れた。 翌朝にはいなくなっていた。周辺を探したところ、雨で増水した川の真ん中あたりの岩に子鹿の死体が引…

倉本聰のドラマ「帰国」を観た

8月14日の夜、久しぶりに見応えのあるドラマを観たいと思い、このドラマを見た。いや、半分くらいしか観なかった。新聞には気合いの入った解説が書いてあったので期待してしまった。 はっきり言ってつまらなかった。 「英霊」たちが自分勝手な主張ばかりする…

ナラ枯れが本格化

いよいよナラ枯れが本格的に始まった。 龍谷の森の中ですでに20本以上の個体がカシノナガキクイムシにアタックされている。 アタックされた個体の根本にはフラス(細かい木くず)が溜まっている。 参考のために→昨年10月の被害木。 先日は、となりの文化公園…

ナラ枯れは江戸時代にもあった

最近の日林誌に載った論文 「ナラ枯れは江戸時代にも発生していた」 井田秀行・高橋勸、日林誌92, 115-119, 2010 要点は以下の通り。 「 長野県飯山市では、1750年にもナラ枯れのような被害が発生していた。古文書に「神社の社叢において、多数のナラ樹の葉…

産経新聞のひどい記事

産経新聞のひどい記事 http://sankei.jp.msn.com/life/education/100419/edc1004190041000-n1.htm 高橋史朗という人物の発達障害に関する記事。発達障害は適切な治療を行えば治るものであり、伝統的な子育てを行うことが効果的であるというのが骨子。発達障…