恐竜時代のノミは2cmもあった!!
http://www.asahi.com/science/update/0301/TKY201203010175.htm
この巨大なノミは体毛を持つ恐竜に寄生していたらしい。

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先日、録画しておいたNHKの番組を見た。興味深かった。
NHKスペシャル「ヒューマン なぜ人間になれたのか(4)そしてお金が生まれた」
農耕の開始(メソポタミア
お金の登場= 麦をお金として利用していた。麦を一定量入れることができる、形と大きさのそろった器が多数出土している。粘土板に記された(絵)文字から、120もの職業があったらしい。職業が誕生したのは、それぞれの職業で生産されるものをお金(麦)と交換できるから。
アフリカ、カメルーンのある地域では、お金を使ったことのない人々(バカ族)がいる。その人々は狩猟や採集で生きている。獲物を得たものは、それを公平に分配する。分配されたものは、特にうれしいといった風を見せることもない。公平に分け合うのが当然ということ。食うや食わずでその日暮らしを続けてきた人々は、誰か一人がため込んで徳をするということを厳しく禁じてきた。助け合い、公平に食べ物を分かち合わないと、生き延びることができなかった。分け与えるときに、自慢することも許されない。このような社会では、職業の分化とか、高度な社会システムは生まれなかった。
心理学者の実験。二人の被験者をランダムに金持ちと貧乏人に決めて、それぞれにお金を渡す。貧乏人には30ドル、金持ちには80ドル。その後、金持ちに50ドルを渡すと、金持ちの脳の特定の部位(腹測線条体)が活性化した。別の実験で、貧乏人に50ドルを渡したとき、それを見ていた金持ちの腹測線条体は自分がもらったときよりも強く活性化した。このことは、自分がさらに儲かることよりも、公平な状態が実現することの方により喜びを感じたのだと考えられる。この実験は、金持ちも貧乏人もお互いに目の前でお金をやりとりするという条件で行われた。目の前の人が儲かること、損することを見ることにより、より強く公平性への欲求を感じるのだろう。